LOVE・GAME





「…新しい………ゲーム?」



裕翔の疑問に俺は疑問形で返した。


「おいシン、いい加減そういうのはやめろって。立花さん大人しそうだし、他の女子とは違うだろ」

「と、思うじゃん?」

「はあ?」


葵平が首を傾げる。


「俺も最初は大人しそうって思ってたんだよ。そっち系だからこそ狙いたくなった」

「お前な~」

「でも、違ったんだよ!!!!」


急に葵平に迫ったせいで、額と額がぶつかった。



< 70 / 117 >

この作品をシェア

pagetop