LOVE・GAME
「…新しい………ゲーム?」
裕翔の疑問に俺は疑問形で返した。
「おいシン、いい加減そういうのはやめろって。立花さん大人しそうだし、他の女子とは違うだろ」
「と、思うじゃん?」
「はあ?」
葵平が首を傾げる。
「俺も最初は大人しそうって思ってたんだよ。そっち系だからこそ狙いたくなった」
「お前な~」
「でも、違ったんだよ!!!!」
急に葵平に迫ったせいで、額と額がぶつかった。
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