LOVE・GAME




「「痛ってぇえ~!!!!」」


ゴツ、と鈍い音が二人の額からした。



「もう、少しは落ち着きなよ」


はあ、とため息をこぼす裕翔。


「と、とにかく、俺は陽チャンゲームをクリアしないといけないんだよ!!!」


額を擦りながら涙目で2人に訴えた。


「「陽チャンゲーム?」」



ハモる2人に、



「裕翔!!お前には陽チャンやらねーからな!!!」


そう言い残して教室を出たのだった。



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