浅葱色の魁
「有助の言った通りだ…
俺、酷い顔してる…」
「どんなにお前が、頑張るなんて
口で言っても、心は正直なもんだ
土方さんが好きなんだろう」
「うん……なのに、拒めないなんて
俺、最低だよなぁ」
「力の差は歴然だからな」
「そうじゃなくて……
嬉しかったんだ……藤堂平助を好きだと
まっすぐに言われて…
土方さんは、俺とのぶが別人と信じてるから、藤堂平助じゃないんだ
なんか、ちゃんと俺を好きでいてくれて
嬉しかったから…拒めなかった」
「それで、余計に気落ちしてんのか…」
「まあ… とりあえず、密偵としての
仕事に専念しろ!」
「そうだな…」
ずるずると伊東との関係が続き
新選組とも交流が続いていた
御陵衛士が月真院に屯所を移した時
新選組から移りたいと申し出る者が増えた
この為、御陵衛士と新選組の
交流を禁止することになった
そんな中
新選組が幕臣に取り立てられた
祝の宴に御陵衛士から
伊東 鈴木 藤堂 斎藤 が参加
宴の後
いつものように伊東との逢瀬
「まだ……忘れられないのか
俺を見ろ! 土方じゃなく抱いているのは
俺だ!ちゃんと、俺を見ろ!」
初めて襲われた時のように
乱暴に扱われ
平助は、声も無く泣いた
「怖がらせるつもりはなかったんだ…
すまない… 」
土方への嫉妬をぶつけ後悔していた
俺、酷い顔してる…」
「どんなにお前が、頑張るなんて
口で言っても、心は正直なもんだ
土方さんが好きなんだろう」
「うん……なのに、拒めないなんて
俺、最低だよなぁ」
「力の差は歴然だからな」
「そうじゃなくて……
嬉しかったんだ……藤堂平助を好きだと
まっすぐに言われて…
土方さんは、俺とのぶが別人と信じてるから、藤堂平助じゃないんだ
なんか、ちゃんと俺を好きでいてくれて
嬉しかったから…拒めなかった」
「それで、余計に気落ちしてんのか…」
「まあ… とりあえず、密偵としての
仕事に専念しろ!」
「そうだな…」
ずるずると伊東との関係が続き
新選組とも交流が続いていた
御陵衛士が月真院に屯所を移した時
新選組から移りたいと申し出る者が増えた
この為、御陵衛士と新選組の
交流を禁止することになった
そんな中
新選組が幕臣に取り立てられた
祝の宴に御陵衛士から
伊東 鈴木 藤堂 斎藤 が参加
宴の後
いつものように伊東との逢瀬
「まだ……忘れられないのか
俺を見ろ! 土方じゃなく抱いているのは
俺だ!ちゃんと、俺を見ろ!」
初めて襲われた時のように
乱暴に扱われ
平助は、声も無く泣いた
「怖がらせるつもりはなかったんだ…
すまない… 」
土方への嫉妬をぶつけ後悔していた