見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


暫くそのまま抱きしめ合って、リビングのソファーへと腰をかけた。


「今日は本当にごめん、、、。嫌な思いさせたよな。、、この綺麗な黒髪、、似合ってる。あの頃みたいで、、、。」


「気に入っていただけたなら良かったです。髪も切ろうか迷ったのですが、、、。」


するとすこしムッとした顔の暁人が目に入る。


「、、、敬語に戻ってる。」


詩織は、困ったように眉を下げた。


「同級生とはいえ、神崎ホールディングスを背負って立つ身の暁人さんですから、、仕方ないですよ。」


「なら、2人きりの時はいいよな?」


それでも食い下がる暁人に、
可愛く思い微笑む。
< 141 / 291 >

この作品をシェア

pagetop