見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
改めて、会場を見渡す。
人の多さに雰囲気に飲まれそうになる。
挨拶をした相手の中には、有名企業の社長やテレビで見たことのある人もいた。
それだけ神崎ホールディングスの凄さを痛感してしまう。
それに随分、娘や姪をと相手に進めていた人も多く見受けられた。
飲み物に口を付けると、後ろからぼそぼそと話す声が聞こえた。
「どこのご令嬢かと思ったら、見た目だけのお飾りだったのね〜。」
「連れて歩くにはいいかもしれないけど、利益なんて全くないもの。何を考えているのかしら、、、神崎さん。」