見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


「なんてねっ!嘘嘘。辰巳から聞いたよ。神崎君が嬉しそうに話してたって。私も詩織は仕事が出来るから勿体無いって思ってたし。家でじっとしてられるタイプでも無いしね?そういうの、私が1番分かってるから。」


はにかんだように笑う優子を見て、詩織もほっとする。


「うん、ありがと。優ちゃんの顔みたらほっとして少し緊張が和らいだよ〜。」


「あー、、、。明後日だもんね、結婚式。人数凄いんだって?仕事関係だけでも凄いでしょ。私、スピーチなんて出来るかな、、。」


優子は、苦笑いを浮かべる。


「私の方は親戚も少ないし、結婚式に呼べる友達とかいないからほとんどが、暁人君の方なの。友人スピーチ頼んでごめんね、、?でも優ちゃんしかいないから。」


目を潤ませ、優子を見つめる。
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