(仮


ほっとひと息









それにしても…拓さんは私を見つめて





なんだったんだろう。











んー、っと考えていると





「ねぇ、未來ちゃん。あいつらを見てどう思った?」










優しく聞いてきたアンリ先生









あいつらとはさっきの3人のことだろう







「えと、…なんかいろいろ抱えてそうだなって思いました」










いろいろ抱えてそうって言うつもりなかったけど、あまりにもアンリ先生が優しく聞いてくれたから思わず言ってしまった









「…そうか。……未來ちゃんなら変えてくれそう…だな」









ん?最後らへん聞こえなかった




「…すみません、最後なんて言いましたか?」












不思議そうに聞く私にくしゃっと笑いながらアンリ先生は言った














「なんでもないよ」















静かなこの教室に、新たな風が吹いた









この風はあの3人にとって、









吉とでるか







凶とでるか…














まだ誰も知らない、夏の始まり








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