星の降る夜、僕は君に嘘をつく。
10分ほどすると頼んだものが来る。
少し早いがランチにすることにしたのだ。

私が頼んだのはサンドウィッチとレモネード。
先輩はナポリタンとアイスコーヒー。

「じゃ、改めて。冬公演、成功おめでとう。」

「おめでとうございます。」

そう言って私たちはグラスを当てる。
かちゃんっと明るい音がした。

「このあと、どうします?」

私はサンドウィッチを手に取りながら聞く。

「ね、あんま決めなかったから。
でも行き当たりばったりっていうのも1つの手段だと思うよ?」

「そうですね。」

そう言って私はサンドウィッチを一口頬張る。

凄く美味しい。
ちなみに私が頼んだサンドウィッチはあすりんがオススメしてたハムサンド。

「凄く美味しいです。」

「それはよかった。」

そう言って先輩は笑ってナポリタンを食べる。
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