星の降る夜、僕は君に嘘をつく。
「せ、先輩、それって告白ってことで?」
「うん。それで心春は?
俺のこと好き?あ、勿論、恋愛感情ね?」
少し楽しそうに笑いながら言う先輩。
さあ、私はどう答えればいい?
私は先輩のことが好き。
勿論、恋愛感情として。
けど、ここで素直に好きと言ったら付き合うようになる、多分。いや絶対。
そうすれば椿先輩を裏切ることになる。
それに同輩に特に環に、何て言われるか。
確実に質問攻めにされる。
他の先輩に聖也先輩が後輩に手を出した奴って蔑まれるかもしれない。
そもそも、聖也先輩にはファンが全校、どこの学年にもたくさんいる。
そんな先輩が私と付き合えば、どうなるだろうか…
ここまで考えて、首を横に振る。
でもここで嘘を言えば、この先絶対に先輩とは付き合えない。
気持ちを伝えることが許されなくなる。
今の私に聖也先輩を忘れて、他の人を好きになれるだろうか?
例えば…一馬とか、桐島君とか…
ムリだ。
私に残された道はこれだけなのか?
「うん。それで心春は?
俺のこと好き?あ、勿論、恋愛感情ね?」
少し楽しそうに笑いながら言う先輩。
さあ、私はどう答えればいい?
私は先輩のことが好き。
勿論、恋愛感情として。
けど、ここで素直に好きと言ったら付き合うようになる、多分。いや絶対。
そうすれば椿先輩を裏切ることになる。
それに同輩に特に環に、何て言われるか。
確実に質問攻めにされる。
他の先輩に聖也先輩が後輩に手を出した奴って蔑まれるかもしれない。
そもそも、聖也先輩にはファンが全校、どこの学年にもたくさんいる。
そんな先輩が私と付き合えば、どうなるだろうか…
ここまで考えて、首を横に振る。
でもここで嘘を言えば、この先絶対に先輩とは付き合えない。
気持ちを伝えることが許されなくなる。
今の私に聖也先輩を忘れて、他の人を好きになれるだろうか?
例えば…一馬とか、桐島君とか…
ムリだ。
私に残された道はこれだけなのか?