私が君を好きにならない理由
「亜嵐!おはよー!今日から高校生ね!しかも、結愛ちゃんと同じ高校なんて!うふふ」






母親も何故か俺が結愛の事が好きなのを知っているらしい。





俺はわかりやすいのだろうか…





父親は普通のサラリーマンで大体俺よりも早く家を出てるから朝は基本会わない。






「まぁ、結愛と同じ高校に行くつもりだったし…」






母親の言う通り俺は結愛と同じ高校に行くつもりだった。





実際は桜ヶ丘高校から推薦で入ったけれど他の強い高校からも声はかかっていた。





でも、結愛が桜ヶ丘高校にすると聞いてすぐに進路を桜ヶ丘に変更したぐらいだ。







でも、少し結愛の事で気になることもある…







「あっ、やべ準備しないと間に合わねー。」
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