私が君を好きにならない理由
「はぁはぁ」





苦しい…でも、分かってる。







この苦しさは走ったからじゃない…心が苦しいからなんだ…






家について自分の部屋に入ったらいろんな気持ちが一気に押し寄せてきた。








いつになったら私はこの暗闇から抜け出せるんだろ…





いつになったら…







眩しいくらいにキラキラして部活をしている人達に嫉妬しないで済むんだろ…







誰か、教えて…もう無理みたいだよ。








そんなことを考えていたら涙が出てきた。








止まらない…涙が止まらないよ。








助けて…助けて…大和

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