甘い魔法にかけられて
強い閃光と地鳴りのような雷に
化け物とでも遭遇したかのような
ブサイクな叫び声を上げてしまった
もちろん驚いたKYは
ハザードを付けて車を止めた
「柚ちゃん・・・」
「だ、大丈夫ですから・・・気にしないで」
オデコから嫌な汗が噴き出す
ガタガタ震えながら
小動物の様に小さくなって
ぎゅっと目を閉じていると
「もう少しだけ頑張って」
優しい声と大きな手がポンポンと頭を撫でた
それは・・・いつもより
低くて柔らかい
不思議に落ち着く声だった
コクンと頷くと車が動き始めた
県道に差し掛かると
怪しいネオンの灯るお城のような建物が目に入る
・・・こんなのあったっけ?
不思議と外の景色を見ていることに驚く
「全然車走ってないな~やっぱ天気かなぁ・・・ん?あれ?どうした?柚ちゃんあれ」
県道を塞ぐように横付けされた2台のパトカーと
赤色誘導灯を振るお巡りさん2人が見えた
化け物とでも遭遇したかのような
ブサイクな叫び声を上げてしまった
もちろん驚いたKYは
ハザードを付けて車を止めた
「柚ちゃん・・・」
「だ、大丈夫ですから・・・気にしないで」
オデコから嫌な汗が噴き出す
ガタガタ震えながら
小動物の様に小さくなって
ぎゅっと目を閉じていると
「もう少しだけ頑張って」
優しい声と大きな手がポンポンと頭を撫でた
それは・・・いつもより
低くて柔らかい
不思議に落ち着く声だった
コクンと頷くと車が動き始めた
県道に差し掛かると
怪しいネオンの灯るお城のような建物が目に入る
・・・こんなのあったっけ?
不思議と外の景色を見ていることに驚く
「全然車走ってないな~やっぱ天気かなぁ・・・ん?あれ?どうした?柚ちゃんあれ」
県道を塞ぐように横付けされた2台のパトカーと
赤色誘導灯を振るお巡りさん2人が見えた