私の恋愛事情。〜アノ人と巡り会うまでは〜
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その日の放課後。

間宮瑠奈が、私のロッカーの前で待っていた。

「……やるじゃん、桃瀬咲桜」

皮肉っぽく笑ってから、瑠奈は続けた。

「でも――まだ終わらせないよ。
 私が玲斗くんを諦める理由、ないもん」

“恋の戦い”は、まだまだ終わりそうにない。

でも、今の私は、もう逃げない。

だって――隣には、玲斗がいるから。
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