また君に恋をする


愛おしそうに芽衣の名前を呼ぶ龍也。


こっちまで幸せな気分になりそう。



それから世間話や、学校の話をしていたらいつの間にか家についた。




「ありがとう。気をつけてね。」


「おう。」




外はもう暗くて、こんな時間に帰るのも龍也と2人で話したのも、久しぶりだった。




「あ、桃、」


「ん?」


「辛くなったらいつでも言ってこいよ。」




話には触れてこなかったけど、やっぱり気にしてくれてたんだ。



龍也らしい。


だって龍也はすごく仲間想いだもん。




「俺も芽衣も、春翔も、奏多だって、お前の味方だからな。」




私…、いつも励ましてもらってばっかりだ。


もっと強くならなきゃ。

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