また君に恋をする



*・*・*・*



「お疲れ様!」


「また明日ねー。」


「バイバーイ!」




昨日より少し早く学校を出た私たち。


今日も1人で帰る私は、ゆっくりと足を動かす。



今日も色々と濃い1日だったな。


今日の余韻に浸りながら歩いていると、学校の近くにある公園から声が聞こえた。


こんな時間に小学生が遊んだりするのかな。


そう思いながら公園を覗いてみると、ブランコの側で泣いている男の子がいた。




「どうしたの?」


「…ママぁ、」




私を見ると、さらに泣き出して抱きついてきた男の子。


ママ…?もしかして迷子?




「ママどこにいるの?」


「お家っ…に、いるっ…!」


「じゃあお家帰ろう。ママ心配してるよ。」




私がそう言うと、男の子は返事をせずに首を横に降った。




「私も家まで着いて行くから、一緒に帰ろう?」

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