また君に恋をする
「話してよー。」
そんな私に、奏多くんとシュン君は目配せをして楽しそうに笑っていた。
かっこいいなあ…。
「よし、そろそろ帰るか。」
「そうだね。」
「やだ!帰りたくない!」
日も沈み始めて、薄暗くなってきた。
だけどシュン君はまた帰りたがらない。
「シュン、約束しただろ。」
「だけど…、」
「男は約束を破っちゃダメだよ。」
奏多くんは優しくそう言うと、駄々をこねていたシュン君はコクリと頷いた。
ジュースの缶を捨てて、シュン君の家の方へ向かって歩く私たち。
真ん中にシュン君がいて、両手を私と奏多くんで握っている。
楽しそうに話す2人を見ていたら、何だか心が和む。
無邪気にシュン君と話す奏多くんは、いつもとは違う雰囲気。
会う度に、色んな彼を知れる。
「ここだよ!」
10分くらい歩いてついた住宅街。
そこにシュン君の家があった。