また君に恋をする
「すみません。そう言うサービスは行っていませんので。」
私は笑顔で愛想よく断った。
せっかくの文化祭だから、もう声かけてこないでほしい。
「いいじゃんいいじゃん。」
「行こうよ。」
そんな私の思いは裏切られて、腕を掴まれて席に戻される。
…これが奏多君だったらいいのに。
「しつこいわね!ダメなもんはダメなのよ!」
「芽衣、」
私を助けてくれたのは芽衣。
男の腕を振りほどいて、私の手をギュッと握ってくれた。
「お姉さんも可愛いね。」
「一緒に遊ぼうよ。」
しつこいし、馬鹿だな…。
龍也が廊下にいるのに。
見つかったらあんた達殺されちゃうよ…。
「それ、俺らも行っていいの?」
「あ?」