また君に恋をする


「春翔、行け。」


「え、でも、」


「桃を頼む。」


「わかりました。」




横を素通りする春翔に、目も負けないそいつらに呆れた俺は、登りかけていた階段を降りた。


それと同時にナイフを持って向かってくる1人。



おせー…。


こんなん持ってるやつがうちにいたら、根性叩き直してやるのに。



それからそいつを始め、総長と言う看板も背負っている俺は手加減なし。


徹底的にそいつらを潰した。


情けなく寝転んでいる奴らを踏んで、俺は幹部室のある階段を登った。

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