素敵な王子様の育てかた。
「とてもよく似合っていますわ、王子」
王子はその言葉に、はにかんだ笑みを見せる。
またしても私の心がトクンと、ときめいた。
や、やだなぁもう。
予想以上の出来に、調子が狂ってしまうわ。
「いやあ、私の腕が今回は冴えましたな。納得の出来です」
「ありがとうルピス。次もよろしく頼むよ」
「ありがたきお言葉、是非に」
ルピスは満足そうな表情を王子に向けた後、軽く一礼した。
「ではルピス様、私がお見送り致しますわ。ララ、後はよろしくね」
「ええ、ありがとう」
そしてふたりは部屋を後にする。