年上のアナタと大人の恋ができたなら
観覧車乗り場に来るとかなり混んでいたが
あっという間に順番がまわってきて桐生さんと2人乗りこんだ
少しづつ上がっていく、私はどきどきしていた
”てっぺんに着いたら告白” 上手く言えるかな?
そろそろてっぺんに近づこうとしている時
「桐生さん・・」
「ん?」と桐生さんが私の方を見た
「私今まで何人かお付き合いした男性はいたんです
でも皆私の外見だけしか見ていなくて
つきあい始めると決まって思っていたのと違うって言われ
振られてきました
確かに最初は外見を見てしまうのは仕方ないと思ってます
でもつきあい始めたら私の内面も見てくれるかと思ったのに結局はダメでした
さすがにそんなことが続くと近づいてくる人が皆そんな風に見えてしまって
いつからか人付き合いすらも上手くできなくなって
もう恋は無理なのかなって思ったんです」
「美月ちゃん」
「桐生さんもひとめぼれって言ってたので
ああ桐生さんもかなって思ったら悲しくなってしまって
中々言いだせなかったんです」
「言いだせないって何を?」桐生さんは私を見ていた
「私、桐生さんが好きです
柚樹からどんな人かっていうのは聞いていたし
実際話をしてみて桐生さんは今までの人たちとは違うって分っていたけど
信じていいのかも分らなかったし何よりもうこれ以上あんな思いはしたくなかっただから・・!」と途中まで話したところで抱きしめられた