年上のアナタと大人の恋ができたなら

「一緒に?」と眉間にシワをよせる彼

「実は以前私が休みの時に街歩きをしていたら偶然彼と会ったんです
その時彼に告白されて」告白という言葉に彼が不機嫌になるのが分った

「それ俺知らない、隠してた?」

「柘植さんにはその時すぐに断ったんです
それに黙ってたわけでも隠していたわけでもないです
ただ忙しくて忘れてしまっていて・・
でもそう言われたら何も言えないですね、ごめんなさい」とアタマを下げた

「で、そのあとは?」

「それ以降は全く会うこともなかったので
私の中ではすっかり終わったことになってたんですけど
今日昼間柘植さんがお店に来て話したい事があるって言われて」

「もう一度告白されたんだ?」

「はい」ふぅーと息を吐くと私を見た、その目はいつもの彼の目ではなかった

「付き合いだす時に隠し事はしない、何でも話そうって約束したよね
まさかそんな大事なことを教えてもらえなかったことにショックだよ」


「・・って」とぼそっと呟くと

「え?」

「駿介さんだって黙ってたじゃないですか」と涙目で言うとちょっと慌てて

「何を・・」

「東雲さんのことです」そう言うと彼は顔をしかめた


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