2.5次元少女
in図書室



ガチャガチャ。
優「鍵が。」

き「いないとか?」
そんな風にのんきに言った

美「あれ??なんでみんないるのー?
え!?優馬さん!?
ほんと4人で助けちゃったの!?
すごいすごい!お帰りなさい!」

龍「…ちげえよ。俺らはなにもしてない。」

優馬さんは美嘉子も睨んだ。

美「え??





じゃあ、まさか。」


顔が真っ白になる美嘉子。
そして図書室の合鍵を出す。


ガチャ

優「棗!」

ドアを開けて入ると
ベランダで倒れている棗を見つけた。



龍「棗!!!!!」
美「…いや。そんな。」

き「おいどうゆうことだよ」

棗をお姫様抱っこして
ベッドにのせる優馬さん。


棗の手には
桜蘭のみんなで暴走の時に撮った写真が握られてた。棗も含めみんなが最高の笑顔だった、1年前の写真。




美「ーーっ」
龍「棗。」




紫「待って、どういうことかわかんない。」

鴻「俺もついていけない。」

き「もう、話してくれないか?」

ここまで来て思った
棗のことをもっと知らなきゃ。






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