2.5次元少女
鈴side

棗が起きてきて
すぐに千秋とルイは棗に夢燐のことを聞いた

俺は優馬先輩に聞いていたレイってやつが気になった。


レイって名前のやつをいくら調べてもいなかったから零-ゼロ-って奴のことを聞いてみた

そしたら少し間があった。

おそらくこの零-ゼロ-って奴はレイだ。

レイって呼んでるのにゼロって言われたから
棗はピンと来なかったんだろう。


「…私を見てくれた」
まさか棗がそんな事ゆうなんてな。



人に興味ないフリして
ほんとは1番寂しかったんだよな。


優馬先輩には悪いけど、
おれは棗を1番に考えてるから、

「信用できるならそれでいい」


棗は嬉しそうに微笑んだ。


ガチャッ

入ってきたのは優馬先輩だった

そういえば仮眠室にまだいたんだった。

優「棗〜起きたんだ〜!」

「ああ、おはよ、てかいたんだ。」

優「うん!棗っ!…いや、なんでもない。」

「ん」

ほら、人に興味ないようにみえる。

でもこれほんとは深入りしないように棗なりに気遣ってるんだよね。


おれはそんな棗が愛しくてしかない。


もちろん龍たちみたいに歪んでないから
棗が行く道は応援したいし支えてあげたい。


ただそれだけ。

優「俺、帰るな」

寂しそうな顔して帰って行く優馬先輩、
頑張ってくださいね。

「はい、ではまた」


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