2.5次元少女
美嘉子side


いつもなら棗と食べるお昼。

今日は龍と一緒。

美「私が姫だってこと言ったんだって??」

龍「悪い。」

美「悪いじゃなくて、なんで言ったの?」

龍「森崎が姫になりたいってうるさくて」

姫に。

私は森崎に復讐したい。

美「ねえ、森崎をさ

2人目の姫にしようよ」

龍「は??」

正気か?と聞く龍。

もちろん正気よ、

美「大っ嫌いなのあの子。

だから、やり返したい
それは近ければ近いほどやりやすいもの」

龍はしたくないの?


そう聞くと「乗った」と言った。


美「とりあえず棗以外の幹部に話さなきゃ」

龍「そこが承諾すると思う?」

んー。問題はここ。
みんながダメなら姫は無理だ。

だから無理って言わせないような
内容で説得させる


美「鈴〜!」

鈴に言えば後の2人はOKしてくれると思う。


鈴「何?」

美「森崎がさ、姫になりたいって言ってるの」

鈴「は?んなの無理に決まってるだろ?」

美「そうなんだけど、
わざと姫にするの。」

鈴「メリットがない」

美「うまく騙されたふりして騙し返すのよ」

鈴「…」

龍「俺は賛成。」

鈴「棗には?」

龍「内緒でやりたい」

鈴「総長に内緒ってどういうことだよ」

美「森崎の狙いは棗よ?
棗が知らないところで潰したいの」

まっすぐ鈴を見てゆう。

鈴は「わかった。」

と呆れてた。

鈴なりにきっと考えてくれたんだと思う。

私の気持ち。


龍「やったな」
美「まあね。」

美「姫にするのは龍の方がいいよ」

龍「なんで!?」

美「男に入れられた方が女は嬉しいわ」



見てなさい。
森崎さな



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