2.5次元少女
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1年前

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私、森崎さな。

私は中学の時、文化祭でミスコンで優勝した
それから、私は可愛い。1番。
そう思い続けた。


だから、高校に入っても、続くと思った。
私が1番。




でも違かった。

かわいい、綺麗、そんな噂は同じクラスの
相良棗に取られていった。


私から見ても可愛い顔、そして凛としてるから綺麗にも見えるその存在が嫌いだった。





彼女の支持はすごかった。





そんな棗ちゃんに彼氏ができた。

幸せそうなあの顔を、壊してやりたかった。




棗ちゃんからだいくんをとるのは簡単だった。





棗ちゃんを裏切って?
なるべく棗ちゃんが嫌がるようなことで。


もちろん最初は拒否。


でも、私が珠蛾の姫。とゆうと、すぐゆうこと聞いた。

きっと、棗ちゃんも族というのを知らなかったんだ思う。







棗ちゃんはだいくんから裏切られたと思って表情がなくなって来た。ロボみたいで面白かった。




そしてすぐ優馬先輩が現れて、邪魔だった。
ただただ、邪魔だった。だから取り上げたの。




棗ちゃんなんて嫌い。



それから少しづつ棗ちゃんの思い出を壊した。


だいくんが使ったエレクトーン。
壊してやった。



棗ちゃんは泣かなかった。けどつらそうな顔がたまらなかった。楽しい。私のが上な気がした。




それからだいくんとイチャつくたび
ほのかに反応する棗ちゃんを嘲笑った。




楽しかった。
でも、何もなかった。


だいくんはずっと棗ちゃんが好きで、
私を愛してはくれなかった。



珠蛾が潰れて、だいくんは棗ちゃんに近寄った、斉木に話しかけていた。




自分のものに触るな、とでも言ってるのか、
そんな棗ちゃんが羨ましかった。




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