初恋は、許されない恋でした。
晴瑠「へーぇ。そんな事がねぇ。
だからいちごミルクがなくてもルンルンなわけだ。」

今日は雨なため教室でご飯を食べていると、晴瑠が頬杖をつきながらふむふむと頷いていた。


『そうなのっ、私の名前も覚えてくれてたんだよ?!』


晴瑠「よかったねぇ。
一希もうかうかしてらんないんじゃないかしら。」


なんでかず?


『なんで?』

晴瑠「こっちの話。
あ、その卵焼きもーらい。」

『あっ!!
私の卵焼きー!!
じゃ私は唐揚げー♪』


晴瑠「ちょっと!
私の大好物!!」

『卵焼きのお返しだよー!!』

いつもならただ食べるだけのお昼ご飯も、薔薇色に見える。
今日はほんっとにいい日です♪



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