眠らせ森の恋
「いや、それはそれで編んでますけどね。
……もしかして、赤ちゃん用の滑り止めをつけたのが気に入らなかったんでしょうかね?」
「赤ちゃんと言えば、子どもはまだ作らないのか」
仕事の関係もあるから、作るようなら言え、と言われたのだが――。
「あの、まだ結婚してませんからね」
と言って、ほんとに往生際が悪いな、とまた言われる。
「でも、赤ちゃんは欲しいですねえ」
と友だちの子どものいい匂いを思い返しながら呟くと、
「俺が作ってやろうか」
と言い出す。
「あ、結構です」
「結構、可愛い子が産まれると思うぞ」
と言いながら、西和田は子どもの顔アプリで自分たちの写真を撮ってみている。
「……変じゃないですか」
出上がった子どもの顔を見て、つぐみが言うと、うーん、と唸って西和田が言う。
……もしかして、赤ちゃん用の滑り止めをつけたのが気に入らなかったんでしょうかね?」
「赤ちゃんと言えば、子どもはまだ作らないのか」
仕事の関係もあるから、作るようなら言え、と言われたのだが――。
「あの、まだ結婚してませんからね」
と言って、ほんとに往生際が悪いな、とまた言われる。
「でも、赤ちゃんは欲しいですねえ」
と友だちの子どものいい匂いを思い返しながら呟くと、
「俺が作ってやろうか」
と言い出す。
「あ、結構です」
「結構、可愛い子が産まれると思うぞ」
と言いながら、西和田は子どもの顔アプリで自分たちの写真を撮ってみている。
「……変じゃないですか」
出上がった子どもの顔を見て、つぐみが言うと、うーん、と唸って西和田が言う。