男装女子。FIRST SEASON







麗華さんが来て、三日目の夜。



コンコン



『どうぞー。』



壮吾「お邪魔しまーす。」



蓮「来たぞー。」



出雲「羽咲、こんばんは♪」



隼「寝る準備出来てるよな?」



『もちのろん。』



壮吾「どう?一昨日昨日とみんなで寝てみた感想をどうぞ。」



『正直、寝不足は変わりません。』



蓮「あちゃー。話し込んだかー、ま、しょうがないな!」



『でも不安とかストレスとかはあんまり感じないよ。…あ、朝起きたら右に寝てた零と悠太に抱きついてたな。』



出雲「でも寝れてるんだね?」



『うん!』



隼「そうか。良かったな。…どんな話をしたのか?」



『えーと…一年生ズはね…』












まず、一年生組が私の部屋に来た第一声。



結「何ココ!広くない!?」



裕翔「僕達の部屋も広かったけど、こっちはもうちょっと広い気がする…。」



零「ベッド広いね。」



光「よし!ダイブだ!!」



「「「「ひゃっほー!!」」」」



人のベッドで遊び始める4人。



『ちょい、人の部屋で騒ぐな同年代たちよ。』



零「これが修学旅行の夜…!」



結「ああ!確かに!!枕投げ!!」



裕翔「さすがにそれは隼さんに怒られる!!よし!何話そう!!」



光「一応隼さんから釘刺されたけど…いいの?




結「それくらいは大丈夫だよ!多分だけと!!」



『…心配だ。怒られても知らないぞー。』



裕翔「その場合はウサギも道ずれだよねー。」



『え…ウソ。』



結「よし!修学旅行の夜と言えばのテーマ!ズバリ恋!恋バナでしょー!」



光「好きだね、結って。」



『男の子でもやるんだー!』



結「もちろん!超楽しいじゃん!」









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