溺愛同棲~イケメン社長に一途に愛される毎日です~
「ごめんなさい。昨日、帰ってきたらすぐに寝ちゃったもので。今もグロッキー中~」
『大変なの? まさかブラックじゃないでしょうね? だったらすぐに辞めるのよ。ブラックはね、精神をマヒさせてこき使ってポイなんだから』
言っていることは正しいが、まだなにも話していないのにあれこれ案じて一人で話を進めてしまう叔母に苦笑を浮かべる。しかしながら、それが叔母の愛情の深さゆえの心配であることはわかっているので、ここは素直に感謝したいところだ。
「ありがとう。でも、ブラックじゃないわよ。とってもいいところよ」
『本当に?』
「本当だって。社長秘書になったんだけど、早く出社して机を拭こうと思ったら、自分のことは自分でするから、人の机は拭かなくていいって言われたのよ。この場合の〝人〟は社長なんだけどね。秘書なのに社長の机、拭かなくていいのよ? 信じられない」
『あら。そうなの。いい会社ねぇ』
「でしょ。それに社長、すごくイケメンでね。それだけでもラッキーだから心配しなくていいよ。単純に、引き継ぎの内容が濃くて疲れ果てただけ。でも仕事だから頑張るよ」
そう、とほっとしたような声がして、椿はジンとなった。
この叔母がいてくれたからこそ、今の自分があるのだ。感謝してもしきれない。
「それより、楓さんのほうがどうなの?」
『どうって?』
「カレシよ、カレシ」
『もう。椿ちゃんは人の心配しなくていいのよ。あなたこそ素敵な人を早く見つけて結婚してほしいものよ。あ、そのイケメンの社長さんはどうなの? 独身? それともおじさん?』
『大変なの? まさかブラックじゃないでしょうね? だったらすぐに辞めるのよ。ブラックはね、精神をマヒさせてこき使ってポイなんだから』
言っていることは正しいが、まだなにも話していないのにあれこれ案じて一人で話を進めてしまう叔母に苦笑を浮かべる。しかしながら、それが叔母の愛情の深さゆえの心配であることはわかっているので、ここは素直に感謝したいところだ。
「ありがとう。でも、ブラックじゃないわよ。とってもいいところよ」
『本当に?』
「本当だって。社長秘書になったんだけど、早く出社して机を拭こうと思ったら、自分のことは自分でするから、人の机は拭かなくていいって言われたのよ。この場合の〝人〟は社長なんだけどね。秘書なのに社長の机、拭かなくていいのよ? 信じられない」
『あら。そうなの。いい会社ねぇ』
「でしょ。それに社長、すごくイケメンでね。それだけでもラッキーだから心配しなくていいよ。単純に、引き継ぎの内容が濃くて疲れ果てただけ。でも仕事だから頑張るよ」
そう、とほっとしたような声がして、椿はジンとなった。
この叔母がいてくれたからこそ、今の自分があるのだ。感謝してもしきれない。
「それより、楓さんのほうがどうなの?」
『どうって?』
「カレシよ、カレシ」
『もう。椿ちゃんは人の心配しなくていいのよ。あなたこそ素敵な人を早く見つけて結婚してほしいものよ。あ、そのイケメンの社長さんはどうなの? 独身? それともおじさん?』