溺愛同棲~イケメン社長に一途に愛される毎日です~
「申し訳ありません。すぐに確認いたしまして、折り返し連絡いたします。少しだけお時間ください」
『頼みますよ』
口調に呆れと苛立ちがある。それが椿の心をひどく傷つけた。
(だって、聞いてないんだから仕方ないよ・・でも、山瀬さんは調子が悪くて、今、病院に行ってる。どうしよう・・真壁社長に直接聞く?)
そっと社長室へと続く扉に近づき、ドアノブに手を伸ばすと奥から声が聞こえてきた。話し中ということは、真壁は電話をしているのだろう。
(あぁ、ダメだ。どうしよう)
山瀬の携帯に電話をかけるか、この扉をノックして開けば用事があることを伝えられる。(不調なのに電話するって非常識よね? やっぱり社長に・・でも、仕事の電話を中断させるわけにはいかないし・・)
するとまた電話がかかってきた。
「はい、秘書室、雪代でございます」
『さっきの飯塚です。まだ確認できませんか? こっちは急いでいるんです』
「すみませんっ」
『ウチだけの問題ならいくらでも待ちますけど、NGだったらクライアントに早く連絡しないと先方に迷惑かけるから』
「すみません。理解しております。もう少しだけ待ってください」
そう謝りつつも、さっきの電話から五分と経っていない。そんなに急かさなくてもいいではないか――そんな気持ちが湧いてくる。しかしながら、飯塚もクライアントとの関係で焦っているのだろう。
『頼みますよ』
口調に呆れと苛立ちがある。それが椿の心をひどく傷つけた。
(だって、聞いてないんだから仕方ないよ・・でも、山瀬さんは調子が悪くて、今、病院に行ってる。どうしよう・・真壁社長に直接聞く?)
そっと社長室へと続く扉に近づき、ドアノブに手を伸ばすと奥から声が聞こえてきた。話し中ということは、真壁は電話をしているのだろう。
(あぁ、ダメだ。どうしよう)
山瀬の携帯に電話をかけるか、この扉をノックして開けば用事があることを伝えられる。(不調なのに電話するって非常識よね? やっぱり社長に・・でも、仕事の電話を中断させるわけにはいかないし・・)
するとまた電話がかかってきた。
「はい、秘書室、雪代でございます」
『さっきの飯塚です。まだ確認できませんか? こっちは急いでいるんです』
「すみませんっ」
『ウチだけの問題ならいくらでも待ちますけど、NGだったらクライアントに早く連絡しないと先方に迷惑かけるから』
「すみません。理解しております。もう少しだけ待ってください」
そう謝りつつも、さっきの電話から五分と経っていない。そんなに急かさなくてもいいではないか――そんな気持ちが湧いてくる。しかしながら、飯塚もクライアントとの関係で焦っているのだろう。