溺愛同棲~イケメン社長に一途に愛される毎日です~
右側助手席の車なんではじめてだが、慣れない景色がますます椿から思考を奪っていく。
いったいこれからどうなるのか。フロントガラスから見える景色を混乱した頭で茫然と見つめていた。
湾岸沿いのハイタワーマンション。エントランスに車を止めると、中から制服を着た中年男性が現れた。
「降りて」
「はい・・」
二人が降りると男が運転席に乗り込み、車を発車させる。真壁はそんな様子を見ることなくビルの中へと入っていく。
(うわ・・)
高級ホテルのような豪華な、しかしながら落ち着いた雰囲気のエントランスだった。
奥にカウンターがあって制服姿の女性が立っている。二人が近づくと、丁寧に頭を下げた。
「真壁さま、おかえりなさいませ」
「うん。紹介する。今日から僕の部屋で過ごすことになった雪代さん。スノーの雪に時代の代で雪代さん。よろしく頼むよ」
「雪代さまでございますね。かしこまりました。雪代さま、わたくし、このマンションのコンシェルジュを務めております、国谷と申します。よろしくお願いいたします」
「雪代です。よろしくお願いいたします」
「他に二人おりまして、佐々木と高橋と申します。雪代さまのことはしっかり伝えておきますので、ご安心くださいませ。ローテーションですので、二人がこちらにおります時は最初だけで結構ですので、お立ち寄りくださいませ」
「はい」
もう一度、礼儀正しくお辞儀をされると、真壁が歩き始めた。カウンター奥の自動扉に向かい、そこを越える。
「プライベートエリアに続くこの扉はコンシェルジュがあけない限り開かない。二十四時間対応だが、IDカードとパスワードで手動であけることも可能だ。それに監視カメラが三か所あるから不審者が現れてもすぐにわかる。セキュリティ会社とも連携しているので安心だ」
椿には想像もできない話で返事の言葉すら出てこなかった。
いったいこれからどうなるのか。フロントガラスから見える景色を混乱した頭で茫然と見つめていた。
湾岸沿いのハイタワーマンション。エントランスに車を止めると、中から制服を着た中年男性が現れた。
「降りて」
「はい・・」
二人が降りると男が運転席に乗り込み、車を発車させる。真壁はそんな様子を見ることなくビルの中へと入っていく。
(うわ・・)
高級ホテルのような豪華な、しかしながら落ち着いた雰囲気のエントランスだった。
奥にカウンターがあって制服姿の女性が立っている。二人が近づくと、丁寧に頭を下げた。
「真壁さま、おかえりなさいませ」
「うん。紹介する。今日から僕の部屋で過ごすことになった雪代さん。スノーの雪に時代の代で雪代さん。よろしく頼むよ」
「雪代さまでございますね。かしこまりました。雪代さま、わたくし、このマンションのコンシェルジュを務めております、国谷と申します。よろしくお願いいたします」
「雪代です。よろしくお願いいたします」
「他に二人おりまして、佐々木と高橋と申します。雪代さまのことはしっかり伝えておきますので、ご安心くださいませ。ローテーションですので、二人がこちらにおります時は最初だけで結構ですので、お立ち寄りくださいませ」
「はい」
もう一度、礼儀正しくお辞儀をされると、真壁が歩き始めた。カウンター奥の自動扉に向かい、そこを越える。
「プライベートエリアに続くこの扉はコンシェルジュがあけない限り開かない。二十四時間対応だが、IDカードとパスワードで手動であけることも可能だ。それに監視カメラが三か所あるから不審者が現れてもすぐにわかる。セキュリティ会社とも連携しているので安心だ」
椿には想像もできない話で返事の言葉すら出てこなかった。