溺愛同棲~イケメン社長に一途に愛される毎日です~
「僕を信頼してほしい」

「・・そこまでおっしゃるなら」

「決まりだ。この件は僕が誠意をもって解決する。椿はなんの心配もしなくていいよ。それより、片付け、手伝わなくていい?」

「いいです。自分でやります。服とか雑貨とか、そういうものしかないから」

「そう。じゃあ、これを飲んだら僕はちょっと仕事をするから、椿は自由にしていていいよ。あ、先に風呂に入るといい。僕はまだしばらくかかるから」

「はい」

 真壁は残ったコーヒーを飲み干すと、立ち上がってカウチソファに座り込み、ノート型パソコンと資料に集中してしまった。

(週末でもこうやって仕事してるんだ。忙しいのね。わたしも明日、片付けさっさと終わらせちゃおう)

 与えられた部屋に向かい、ダンボールから中身を取り出す。デスクとドレッサー、チェストの到着は数日先だが、備え付けのクローゼットにはローチェストがあるので衣類は片付けることができる。椿は広いクローゼットに服を並べていった。

 次と思ってダンボールをあけ、緩衝材で丁寧にくるまれたものを取り出してばらしてみる。

「あ」

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