溺愛同棲~イケメン社長に一途に愛される毎日です~
どれほど近くにいても、自分は秘書なのだ。それも家政婦的な仕事込みの。
真壁とは仕事でつながっている。雇い主と従業員。それ以外になく、魔法の力でプリンセスになって王子さまとダンスを踊ったシンデレラではないのだ。
(そうよね。わたしはダンスを踊っているんじゃなく、仕事で社長のタイムスケジュールを管理しているだけ。ミスをしちゃいけない緊張感のある関係で、甘い時間を共有しているわけじゃないから。ダメダメ! 違う違う! すごい人の傍にいられて舞い上がってるだけ。これは尊敬とか憧れの気持ち!)
と、そこまで思って、あっ、となる。
(こっちもダメダメ。匠さんって言わないと、また叱られちゃう。慣れないと)
交際していない男性をファーストネームで呼ぶのはどうなのだろう? 改めて疑問が湧くが、当の本人が望んでいるのだから仕方がない。
はぁ、と切ない吐息が落ちる。
この気持ちと、真壁との距離が不安を掻き立てる。いつか誤解して、驕ってしまって、不興を買ってしまうのではないか。真壁に本命ができた時、あるいはすでにいて椿の前の現れた時、それを受け入れることができるのだろうか。
(・・悩んだって仕方ないよね。〝その時〟が来た時、冷静に対応できるように、自惚れないように心がけているしかない)
結局、何度考えたって、どれほど悩んだって、そこに行き着くのだ。
真壁とは仕事でつながっている。雇い主と従業員。それ以外になく、魔法の力でプリンセスになって王子さまとダンスを踊ったシンデレラではないのだ。
(そうよね。わたしはダンスを踊っているんじゃなく、仕事で社長のタイムスケジュールを管理しているだけ。ミスをしちゃいけない緊張感のある関係で、甘い時間を共有しているわけじゃないから。ダメダメ! 違う違う! すごい人の傍にいられて舞い上がってるだけ。これは尊敬とか憧れの気持ち!)
と、そこまで思って、あっ、となる。
(こっちもダメダメ。匠さんって言わないと、また叱られちゃう。慣れないと)
交際していない男性をファーストネームで呼ぶのはどうなのだろう? 改めて疑問が湧くが、当の本人が望んでいるのだから仕方がない。
はぁ、と切ない吐息が落ちる。
この気持ちと、真壁との距離が不安を掻き立てる。いつか誤解して、驕ってしまって、不興を買ってしまうのではないか。真壁に本命ができた時、あるいはすでにいて椿の前の現れた時、それを受け入れることができるのだろうか。
(・・悩んだって仕方ないよね。〝その時〟が来た時、冷静に対応できるように、自惚れないように心がけているしかない)
結局、何度考えたって、どれほど悩んだって、そこに行き着くのだ。