幸せの晴れ


翌日、午後3時を過ぎた頃、瑞穂ちゃんと新くんがやってきた。


2人は両手に袋を持っていて何やらニタニタしている。


リビングに案内すると驚いていた。


「陽菜ちゃん、すごいとこに住んでるね。」

「こんなにリビング広いんだ。」


私が初めて清水さんに連れられてきた時と同じ反応を2人はしていた。


「適当に座ってて。
今、晴陽連れてくるね。」


リビングを出て私は部屋で寝ている晴陽の元へ向かった。


相変わらずスヤスヤと気持ち良さそうに眠っている。


「はるくん。
瑞穂ちゃんと新くんが来てくれたよ。」
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