極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~
突然の囁くようなその声に、鼓動が跳ね上がるようにドキンと音を立てていた。
連動するように顔も熱を帯びていく。
隠すように俯いた私を慶太さんはクスッと笑って、「可愛い反応」とからかうようなことを口にした。
私自身が男性に抗体がないからかもしれないけど、こういう些細なことでも緊張を高めてしまう。
それに、相手はこんな慶太さんだ。
この綺麗な顔で微笑み掛けられて、甘い言葉を囁かれたら、そこに特別な感情がなくても平気な顔でなんていられない。
私の気のせいかもしれないけど、会う回数を重ねるごとに、慶太さんの私に対する甘さが増している気がする。
こんなに簡単に緊張を高めてしまうのは、そのせいもあるのかもしれない。
「あら、慶太さん」