極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~


白で統一されたホワイトの食器は、縁に花のような模様が彫刻されている。

メニューを決められずに悩んでいた私に、慶太さんは気を利かせて「シェアしようか」と適当に何品かを注文をしてくれた。

注文した料理が全て運び込まれると、目の前に置かれた色鮮やかなサラダからお皿に取り分けていく。

できるだけ綺麗に盛り付けて慶太さんに手渡すと、彼は上品に笑って「ありがとう」とわざわざお礼を口にした。


「さっき会ったのは、俺の母と、弟なんだ」

「えっ……」


断片的ではあるものの、話の内容からきっと親族であることは想像がついていた。

でも、自分のサラダをお皿に盛っている最中に切り出され、変な反応を見せてしまった。

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