極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~
どこを覗いてもモデルルームでも眺めているような洗練された住まいに、いつしか気持ちはワクワクと弾んでいた。
ここで新たな生活を送っていくことになるのは、正直まだ実感が湧かないけれど、間違いなく素敵な時間を過ごしていけると確信が持てる。
キッチンからリビングに出て、奥にあるドアを入ると、そこの先には寝室が広がっていた。
リビングと同じく開放的なガラス窓があり、すっかり暗くなった夜景が一望できる。
初めて見る大きなベッドはダブル以上はあって、シルクなのか光沢があるグレーシルバーっぽいシーツが掛けられていた。
ベッドサイドにある照明器具が、淡く並んだ枕を照らしている。
この部屋で慶太さんと一緒に寝起きをするのかと想像すると、途端に心拍が激しく音を立てて動き出していた。
「寝室の雰囲気も、問題ないかな?」