極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~
「一緒にできる趣味とかいいと思うんだけど、何かあるかな……?」
「そうですね……登山、とか?」
「おっ、またのどかからの変化球きたな」
「えっ、そ、そうですか?!」
登山とか、もしかして渋かった?!
「俺は登山好きだけどね」と言いながら、慶太さんは手を繋いでいない方に着けている腕時計に目を落とす。
「……続きは移動しながらにしようか。そろそろ時間だ」
「はい……」
返事をしながら疑問に小首を傾げると、慶太さんは手を離し、私の背に腕を回す。
「予約の時間に遅れないようにね」と言い、ぱちりと綺麗なウインクを見せられた。