『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
そして小さく呟く。
「、、、ハジメテのあれは、、そのっ、、、女として見られて、、嬉しかったから、、、。き、昨日はいお兄が違う人みたいに見えて怖かった、、、。ベットから女物の香水の匂いもして、、、それが嫌でっ、、、だから、、。」
黙ったままの伊織に更に言葉をかける。
「おじさんの紹介を受けたのは、いお兄への長い片想いを終わらせたかったから、、、。でも、、、やっぱりいお兄じゃないと駄目なのっ、、、!」
そして小さく伊織が呟く。
「、、、、、、俺だけ?」
「いお兄だけっ、、、。こんなに涙がでるほど好きなのも。私に、、触れていいのはいお兄だけで、いお兄に触れていいのも私だけっ、、、!」
ぎゅっと力を込めると、痛いくらい抱きしめ返された。
夢みたい、、、、。
伊織がこんな風に抱きしめてくれるのが。