『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由


顔を上げずに、冷たく突き放す。

本当は嬉しかったが、
今はあくまでも業務時間内。


社内恋愛だからこそ、ちゃんと仕事とプライベートはちゃんと分けたい。


「、、、、分かった。外で待ってる。」


伊織は渋々、庶務課を後にする。


みんなそれを息を飲んで見守る。



「見た?あの顔っ、、!?しょんぼりしてる顔もカッコいい〜〜っ!!!」

「目の保養だよね〜〜。」

「明日、写メ撮りまくっちゃうかもー!」

「美鈴さんも相変わらず、厳しいんだねぇー。でも美鈴さんしか言えないよね。」

「いや、ほらそこが美鈴さんの良いところでしょっ!だから社長に選ばれたのよっ。」
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