イジワル同期の独占欲に火をつけてしまいました
 

「初めてのコンタクトの感想はどうだった?」
「コンタクトを目に入れるのが怖くて、開けててくださいねって言われてもどうしても目をつぶっちゃって、店員さんとか看護師さんとかみんなに応援してもらって、本当に大変でした」
「あ、もしかしてそのせいで飲み会に遅刻したの?」

神妙な表情でうなずくと、盛大に笑われた。

「かわいいなー」

彼はそう言って肩を揺らしながら、ぐりぐりと私の頭を撫でる。

大きな手で髪をかき回され、なんだか自分が珍獣になったような気分になる。
物珍しさと愛嬌で人気の、カピバラとかウォンバットとかのブサかわと言われる動物たち。この人も、そんな気持ちで私の頭を撫でてるんだろうな。

そう思いながも、視線は少し離れた場所にいる拓海に向かってしまう。
拓海はかわいらしい女の子たちと話をしていた。


 
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