彼の甘い包囲網
優しい、大きな手が私の髪をすいている。
心地よくて、泣きたくなるくらいに愛しい。
光を感じて重たい瞼を開けると。
眼前に奏多の優しい笑顔があった。
蕩けそうな甘さを瞳に宿して、奏多は私を真っ直ぐに見つめる。
「……おはよう、楓」
瞳と同じくらいにハチミツみたいに甘くて低い声。
奏多の声と剥き出しの胸が目に入って。
昨夜の出来事を瞬時に思い出す。
「お、おは、よう……」
恥ずかしくて奏多の胸にポスン、と顔を埋めた。
奏多はずっと私を抱きしめてくれていたのか、私の腰に腕が廻っていた。
「可愛い、楓」
奏多は私の頭にキスを幾つも落とす。
「……身体、大丈夫か……?」
私を気遣う声に、カアアッと真っ赤になりながらコクコクと頷いた。
フッと奏多が私の頭上で笑んだのがわかった。
「……愛してる、楓」
昨夜、何度も言われた言葉を奏多は口にした。
「朝食、食べようか」
フワリと微笑んで、奏多は立ち上がった。
「楓、シャワー先に使う?」
ブンブンと真っ赤になったままの私に奏多は楽しそうに笑って、じゃあお先に、と言って寝室を出ていった。
し、心臓がもたない……。
以前も思ったけど、どうして朝起きただけであんなに色っぽくて無駄に綺麗なの……。
破壊力がスゴすぎる。
朝から奏多の壮絶な色香に負けそうで。
起きてからずっと心臓がバクバク音をたてている。
ふとシーツを巻き付けた自分の身体を見下ろす。
何の変化もないけれど。
身体に幸せが満ちるのがわかる。
奏多に今まで以上に近づいた、そんな気がして。
胸の中がくすぐったくて、ジンワリと温かいもので満たされていくのを感じた。
心地よくて、泣きたくなるくらいに愛しい。
光を感じて重たい瞼を開けると。
眼前に奏多の優しい笑顔があった。
蕩けそうな甘さを瞳に宿して、奏多は私を真っ直ぐに見つめる。
「……おはよう、楓」
瞳と同じくらいにハチミツみたいに甘くて低い声。
奏多の声と剥き出しの胸が目に入って。
昨夜の出来事を瞬時に思い出す。
「お、おは、よう……」
恥ずかしくて奏多の胸にポスン、と顔を埋めた。
奏多はずっと私を抱きしめてくれていたのか、私の腰に腕が廻っていた。
「可愛い、楓」
奏多は私の頭にキスを幾つも落とす。
「……身体、大丈夫か……?」
私を気遣う声に、カアアッと真っ赤になりながらコクコクと頷いた。
フッと奏多が私の頭上で笑んだのがわかった。
「……愛してる、楓」
昨夜、何度も言われた言葉を奏多は口にした。
「朝食、食べようか」
フワリと微笑んで、奏多は立ち上がった。
「楓、シャワー先に使う?」
ブンブンと真っ赤になったままの私に奏多は楽しそうに笑って、じゃあお先に、と言って寝室を出ていった。
し、心臓がもたない……。
以前も思ったけど、どうして朝起きただけであんなに色っぽくて無駄に綺麗なの……。
破壊力がスゴすぎる。
朝から奏多の壮絶な色香に負けそうで。
起きてからずっと心臓がバクバク音をたてている。
ふとシーツを巻き付けた自分の身体を見下ろす。
何の変化もないけれど。
身体に幸せが満ちるのがわかる。
奏多に今まで以上に近づいた、そんな気がして。
胸の中がくすぐったくて、ジンワリと温かいもので満たされていくのを感じた。