俺様外科医に求婚されました



「諒太先生が望月さんを小児ホスピスからこっちに移したって先輩達から聞いたけど、望月さんと諒太先生は付き合ってるの?」

「えっ⁉︎ちっ、違います!全然なんの関係もないです!」

「そうなんだ⁉︎じゃあ何で?諒太先生が望月さんを一方的にって感じ?」

「や、わからないです…でも、本当に何の関係もないんで」


私がそう言うと、小野さんが隣でクスッと笑った。


「じゃあ、先輩達の嫉妬っていうか望月さんへの風当たりの強さはいい迷惑ってことだねー。でも、2B棟だけじゃなくて院内には諒太先生のファンが多いから。色々大変だと思うけど」

「…はい」

「私は諒太先生派じゃないから安心して」


小野さんがそう言いながら3階の手術センターへ上がるためスタッフ専用階段の扉を開けた時だった。


「おっ、おはようございます!相沢先生」


開いた扉の向こうから現れた白衣の男性に、慌てた様子で小野さんが目の前で頭を下げた。


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