君は運命の人でした。
運命
「つむぎちゃんの名前を聞いたとき、告白されたとき運命って本当にあるんだって思ったんだ。」

先輩も運命を信じてる1人なんだな。

「先輩、運命ってあるんですかね?私はいまいち分かんないです。」


「そうなんだ、まー!そんなに深く考え込む事はないよ!」


あれ??先輩なんか落ち込んでる?

…気のせいかな?

はぁー…そう先輩のため息が聞こえたのはなかったことにしよう。

にしてもあの時の人が先輩だったなんて…

世の中って随分狭いんだな。

それからは今までの事が嘘だったかのように先輩との時間はとても楽しいものとなった

「ありがとう今日は楽しかったよ」


「こちらこそ!ありがとうございました!」


「それじゃーまた、学校で」


「…はい!さようなら」


もうばいばいかー…ちょっと寂しいな。
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