君は運命の人でした。
運命
運命の人に会いたい、運命の恋がしたい

運命運命運命………

きっと女子なら誰もが憧れる言葉だろう

だけど、「ばかばかしい」私はそう口にした。

運命?なにそれそんなのあるわけないでしょ。

「もーつむぎ夢がないな!」

「だって運命とか言ってるけどどーせ付き合うその人その人にあなは運命の人!とか言ってるんでしょ?何人運命の人いるんだよ!って話」

「そうかもしれないけどー、それだけ運命って憧れる言葉よ?」

「そうかなー?いまいち分かんないや」

朱里も運命を信じてる1人かー、
運命ってそんなに大事なことなのかな?



物心ついたときから運命なんて絶対にないって信じてた私。
だけど私に運命を信じさせる恋が訪れるなんてこの時はまだ知らなかった
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