君は運命の人でした。
昔から私はそうだった。思い立った事は周りを無視してすぐにやってしまう。今は佐伯さんに帰ってもらいたくなくて…そう私は佐伯さんに恋をしてしまった

「佐伯さん…お話がしたいです。2人っきりで」

「え…」

「お、おいつむぎ?どうしたんだ??」

困惑の表情を浮かべるお父さんを状況を察知したのか、お母さんと朱里が廊下へと連れ出してくれた

静かな雰囲気の中、私は佐伯さんに

「佐伯さん、佐伯さんは運命って信じますか?私は信じています。これがまさに運命。私は佐伯さんの特別な人になりたいんです!」

「つむぎさん…」

「佐伯さん!前原高校の人ですよね?私そこを受験します!私が入学できたらこの答え聞かせていただけませんか?」


「…分かりました。…待ってます!頑張ってください!」

私はその返事を聞いたとき、安心したのかまた意識を失ってしまったのだ」
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