【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔

「ああ。キミが達してしまって、ストンと眠りに落ちてしまってね。寝落ちのマグロを抱いてもしかたないだろうが」


うわあああ。私、なんてことを。
前戯だけで達してしまった自分も恥ずかしい上に、相手の男のひとにそんな拷問を与えてしまっていたなんて。恥ずかしい……穴があったら入りたい。


「ハニー」
「は、はい」
「紬」
「はい」
「大切にするから。ずっとそばにいてほしい。返事はキスで返して」


雅さんは少し屈んで私の瞳をのぞく。私は雅さんの首に手を回して、そっとキスをした。





(おわり)


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