【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
前方にオレを見つめる女の子がいた。OLさんだ。見覚えがある。確か……。
「唐澤さん? 唐澤さんですよね、テクニシャンの」
テクニシャンで思い出した! ミワちゃんだ。そうだ、あの合コンメンバーは近場に勤めるOLさんたちだった。
ミワちゃんは駆け寄ってオレのところに来た。あのときはごちそうさまでした、ホテルのバーなんてはじめてだったから、と頬を赤らめてしゃべる。
ミワちゃんは咲希さんがオレの前にいたことに気付いて、あ、と声を漏らした。
「こちらのかたは? 妹さん? もしかして彼女さん?」
「い、いえ! 妹でも彼女でもなく、取引先のお嬢様でして!」
「そうなんだ。恋人なのかなって。仲よさそうに見えたから」
他人から見ると彼女に見えたりするんだ、ときゅんとしたのは事実で。
そんな甘酸っぱいことを考えているとミワちゃんはホッとした表情を浮かべた。
「恋人じゃないなら唐澤さん、また誘ってください。私、スマホが壊れてアドレス全部消えちゃって連絡できなくて。私の番号消してないですか?」
「消してないです!」
「待ってますね。今度ホテル代は私が出しますから。じゃあ」
「はいっ! え? あの、あのーっ!!」
ミワちゃんは笑顔で走り去った。
残されたのはオレと咲希さん。
「唐澤さん? 唐澤さんですよね、テクニシャンの」
テクニシャンで思い出した! ミワちゃんだ。そうだ、あの合コンメンバーは近場に勤めるOLさんたちだった。
ミワちゃんは駆け寄ってオレのところに来た。あのときはごちそうさまでした、ホテルのバーなんてはじめてだったから、と頬を赤らめてしゃべる。
ミワちゃんは咲希さんがオレの前にいたことに気付いて、あ、と声を漏らした。
「こちらのかたは? 妹さん? もしかして彼女さん?」
「い、いえ! 妹でも彼女でもなく、取引先のお嬢様でして!」
「そうなんだ。恋人なのかなって。仲よさそうに見えたから」
他人から見ると彼女に見えたりするんだ、ときゅんとしたのは事実で。
そんな甘酸っぱいことを考えているとミワちゃんはホッとした表情を浮かべた。
「恋人じゃないなら唐澤さん、また誘ってください。私、スマホが壊れてアドレス全部消えちゃって連絡できなくて。私の番号消してないですか?」
「消してないです!」
「待ってますね。今度ホテル代は私が出しますから。じゃあ」
「はいっ! え? あの、あのーっ!!」
ミワちゃんは笑顔で走り去った。
残されたのはオレと咲希さん。