【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
ワンナイトスタンド。もし……遊びだったら。そんな疑惑が頭の中を駆け巡る。

雅さんはグラスに口付け、傾けてワインを流し込む。男性特有の喉仏がコクコクと動いて雅さんの艶っぽさが増した。ゴツゴツした指の関節、相反する肌のなめらかさ。その指になぞられたい、白い肌に触れたい、なんて無意識に思ってしまう。そんな私の方が衝動的なのかもしれない。


「どうしたのハニー。そんな潤んだ瞳でぼんやりとして」
「あ、いえ」
「早く、したいの? 嬉しいな」
「ち、違います」
「腹ごしらえをしたら、すぐに寝室へいくよ。いや、寝室まで我慢できないかもしれない。このままダイニングで抱いてもいい?」
「だ、ダメです。ちゃんと……」
「ちゃんとベッドで抱いて欲しい、って? そうだね。たっぷり、そしてちゃんと君を堪能するにはダイニングでは役不足か。ベッドで5年分の性欲を全部今夜に落とし込むからね。覚悟して、ハニー」
「ちょ……!」
「どうしたの? 所望したのは君の方だよ」
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