【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
「紬……好きだよ」
繰り返されるキス。そして自分の名前。
こんなに連呼させるなんて初めてだ。恥ずかしくもあるけれど、雅さんの口から紡ぎ出される自分の名前はどこか暖かで心地良い。
でも音で耳を刺激されて、理性を保てず、否が応でも身体が熱くなっていく。
「好きなんだ、紬のことが」
「み、雅さん……く、くすぐったいからやめて」
「やめないよ。くすぐったいなら、なおのこと。紬、愛してる」
ずっと続けていた耳元へのキスは頬、鼻先、と顔の中心へともどってくる。鼻筋、眉間にキスを落として、雅さんは顔を少し離した。
直近で見つめられる……漆黒の瞳。
真っ直ぐな視線、でもほんのり、潤んで、揺らぐ。
こんな真剣な表情。そして困ったような表情。
「君のことが欲しいんだ。こんなにも人を欲しいと思ったのは初めてだよ」
「み……んんっ」
ぐい、と抱き寄せられ、顎をつかまれ、唇が重なる。さっきまでの可愛い小鳥のキスではない。噛みつくような吸い付くような、熱いキス。
息ができない……。
思わず両手で雅さんの胸を押すけれどびくともしなくて。
だめ。溶ける。気を失いそうなほど、頭の中が白くなっていく。
雅さんはふいに唇を外した。
「すまない。大丈夫か?」
「だ、大丈夫ですけど……雅さん?」
「君の隣にいると紳士でいられなくなるんだ」
繰り返されるキス。そして自分の名前。
こんなに連呼させるなんて初めてだ。恥ずかしくもあるけれど、雅さんの口から紡ぎ出される自分の名前はどこか暖かで心地良い。
でも音で耳を刺激されて、理性を保てず、否が応でも身体が熱くなっていく。
「好きなんだ、紬のことが」
「み、雅さん……く、くすぐったいからやめて」
「やめないよ。くすぐったいなら、なおのこと。紬、愛してる」
ずっと続けていた耳元へのキスは頬、鼻先、と顔の中心へともどってくる。鼻筋、眉間にキスを落として、雅さんは顔を少し離した。
直近で見つめられる……漆黒の瞳。
真っ直ぐな視線、でもほんのり、潤んで、揺らぐ。
こんな真剣な表情。そして困ったような表情。
「君のことが欲しいんだ。こんなにも人を欲しいと思ったのは初めてだよ」
「み……んんっ」
ぐい、と抱き寄せられ、顎をつかまれ、唇が重なる。さっきまでの可愛い小鳥のキスではない。噛みつくような吸い付くような、熱いキス。
息ができない……。
思わず両手で雅さんの胸を押すけれどびくともしなくて。
だめ。溶ける。気を失いそうなほど、頭の中が白くなっていく。
雅さんはふいに唇を外した。
「すまない。大丈夫か?」
「だ、大丈夫ですけど……雅さん?」
「君の隣にいると紳士でいられなくなるんだ」